初代は幕末に京都御所の南で京指物の技術で木箱や箱火鉢を作る小さな工房から始めました。家具を単なる道具ではなく芸術の域まで近づけようと毎年展示会に出展して研鑚を重ね、明治の半ばに内国博覧会に出展した飾棚を皇后陛下が御買上げいただき、それ以降 皇室から御用命を承るようになりました。
戦争や不況など幾多の困難を乗り越え、戦前に豪華客船の内装を手がけたのを機に工場を新設し建築内装業へと発展してまいりました。現在も伝統的な京指物の技術を継承しながら、強度、防火性能に優れた最新の建築内装材を研究・開発し技術革新を図っています。
木材は持続可能な資源として、脱炭素社会に役立つ環境材料として今、見直されています。その木材一筋にいつの時代でもお客様のご満足を第一に考え、先人の理念である「先義後利」「三方良し」を守りながら、社員一人ひとりがやりがいと誇りをもって活躍できる会社を目指し、京都の自社工場から木材の持つ美しさ、あたたかさが満ちた空間をお届けしてまいります。
京都府知事登録
29A01287号 宮崎木材工業株式会社 一級建築士事務所
農林水産省
JAS天然木化粧合板認定工場 JPIC-DW40
JAS化粧ばり造作用集成材認定工場
JPIC-LT71
1895年(明治28年)
第4回内国博覧会に出展した飾棚を皇后陛下が御買上
皇室御用達 家具
1915年(大正4年)
京都画壇考案飾棚展覧会を開催(竹内栖鳳、上村松園、今尾景年、神坂雪佳、木島櫻谷)
1938年(昭和13年)
初の船舶内装工事 あるぜんちな丸受注
地球環境保全への協力の一環として再生可能エネルギーの普及を支援しています。
タブレットPCを利用することで、工場内のペーパレス化を推進しています。
森林保護のために伐採された木材を床材などに有効活用しています。
自衛消防隊は定期的に火災訓練を行い、京都市消防局主催の出初式、伏見自衛消防隊訓練大会に参加しています。