自然素材である木材は一つとして同じものがありません。材種、育成環境で木目や色調が全く異なります。長年携わってきた経験からご希望の木目をご提案いたします。
金釘や金物を使わず、木と木を伝統技法で組み合わせて作る技術を指物といいます。手間や時間をかけて作る分長持ちし、長くお使いいただくことができます。
京指物の家具から発展してきた美しい仕上げの技術が内装にも受け継がれています。伝統的な技術の熟練者だけが認定を受ける京指物伝統工芸士をはじめ建築・木工の資格を持つベテラン社員が若手社員に技術を伝え受け継いでいっています。
自然の木目を最大限に活かし木材ならではの美しい空間をつくるために工程ごとに工夫を積み重ね、技を蓄積してまいりました。きれいに見える工夫がひとつひとつの精度につながっています。
材料の選定から製造まで自社工場で一貫生産を行ない、品質管理を徹底することで高い品質を維持しています。工場で製造した内装材を各現場に取り付けるまでおこなっています。
大きな機械で木材を加工する工程もありますが、最後は1つずつ手仕事で丁寧に仕上げていきます。新しい空間を作るだけでなく、長年使われたお茶室、能舞台の移設工事も行っています。また京都発祥の会社として和室や和の空間を得意とし、上質で上品な空間は長くお使いいただいています。
木材をそのまま無垢材として使うだけでなく、薄くスライスして貼る技術も開発してまいりました。貼り合わせることにより、反りや割れが起きにくく強度が増したり、防火性能に優れた材料に加工することが出来ます。貴重な木材を最大限に活かし、有効活用に役立てています。
国内のみならず世界中から集めた銘木や希少材をはじめ多品種の木材、単板を取り揃え、材料選びから一貫した生産体制でご注文にお応えします。
長年かけて集めた木材からご要望に合う材料を選び、自然の木目を活かせるよう木目を見ながら加工していきます。木材を無駄なく有効に使うことは創業以来大切にしています。
建築家、デザイナーの図面を忠実に製品化するため、打合せを重ね施工図を作成しています。
和洋建築、社寺建築、家具、木材・建材全般の知識など幅広い知識と経験を持ち合わせています。
5台のプレス機をはじめ各種の機械を使い分けながら手仕事と融合させ、最高級の部材を作っています。完全受注生産で自然素材である木材に向き合い、毎回異なる材料の最善の加工法を考案しています。
正確に加工された部材を組立職人の手により、手仕事と機械加工で丁寧に組立てて形にしていきます。現場でうまく取り付けられるよう調整していきます。
当社の特徴の 1 つに塗装の技術の高さがあります。空気の流れをコントロールしているクリーンな塗装場で仕上げていきます。
美しい仕上げのために細かな色ツヤを調整し様々な要望にお応えします。
自社工場で製作した内装材を全国各地、時には海外の工事現場に赴き施工しています。取付技術を継承し伝統の技と最新技術を織り交ぜて綺麗な仕上がりを目指しています。